倉元製作所<5216>、UNOクォーツから石英火加工事業を取得
倉元製作所は2024年9月10日、UNOクォーツ(茨城県神栖市)から石英火加工事業を簡易株式交換により取得すると発表しました。この取得の主な目的は、FPD(フラットパネルディスプレイ)向けガラス基板加工のコストダウンと生産性向上です。
取引の詳細:
- 契約日前日の時価で8000万円分の倉元製作所株式をUNOクォーツに交付
- 約5760万円相当の土地・建物などの有形固定資産を引き継ぐ
- 取得予定日は2024年10月1日
石英火加工事業は、石英を加工して高精度の部品や製品を製造する事業です。倉元製作所は、この事業取得を通じて以下の目標を掲げています:
- ガラスメーカーや最終ユーザーとの連携強化
- 新規事業分野の開拓
- UNOクォーツの技術と設備を活用した内製化の推進
最終的に、倉元製作所は大手半導体製造装置メーカーの指定ベンダーとなることを目指し、安定した売上と増益の実現を図ります。