サン電子TOB、米投資会社が買付価格を5500円に再引き上げ

サン電子は31日、米国投資会社トゥルー・ウインド・キャピタルが実施中のTOB（株式公開買い付け）の買付価格が、6月10日以来4750円から5500円に引き上げられたと発表しました。これは2度目の買付価格引き上げとなります。同時に、TOB成立の条件となる買付予定数の下限も再度引き下げられ、所有割合5％に相当する111万6400株となりました（上限は19％のままです）。買付予定数の下限は当初17％でしたが、その後15％に引き下げられていました。同日、サン電子の株価は4805円で取引を終えました。

買付価格の変更に伴い、買付期間も再延長され、8月5日から8月15日までとなりました。

サン電子は6月20日に、トゥルー・ウインド・キャピタルによるTOBに対して中立の意見を表明しており、TOBに応募するかどうかは株主の判断に委ねることを決定しています。