アルフレッサホールディングス<2784>、インテージホールディングス<4326>傘下企業からCRO事業を取得
アルフレッサホールディングスが、インテージホールディングス傘下のインテージヘルスケア(東京都千代田区)のCRO(医薬品開発業務受託機関)事業を買収することを決めました。アルフレッサは国内最大手の医療用医薬品卸売会社ですが、近年は開発から製造、販売、物流、PMS(製造販売後調査)までを一貫して行うトータルサプライチェーンサービスを構築しています。この買収もその一環です。
インテージヘルスケアのCRO事業(直近の売上高約32億6000万円)は、会社分割によって新たに設立される新会社・ArkMS(東京都豊島区)に移管されます。そして、アルフレッサがその新会社の全株式を25億円で取得します。取得予定日は2024年9月2日です。
インテージヘルスケアは1994年に設立され、CRO事業では臨床開発支援サービスやPMS支援サービスを提供してきました。しかし、今回の事業売却により、今後はヘルスケア領域のマーケティングリサーチ事業やデータサイエンス事業に経営資源を集中させる予定です。