旭化成<3407>、血液浄化事業の旭化成メディカルをインテグラル<5842>傘下企業に譲渡
旭化成は、血液浄化事業を展開する子会社「旭化成メディカル」(東京都千代田区、売上高641億円、純資産939億円)の全株式を、国内投資ファンド大手インテグラル傘下のアイエーホールディングス(東京都千代田区)に譲渡することを決定しました。2025年4月1日に株式の80%を、残りの20%を2027年4月に譲渡する予定です。この譲渡により、インテグラルの支援のもと、旭化成メディカルが独立し、専業化することで、さらなる成長投資を強化できると判断されています。譲渡額は565億円です。
なお、旭化成メディカルが展開するバイオプロセス事業、特に生物製剤精製工程用ウイルス除去フィルターの製造・販売に関しては、2024年10月に設立予定の新会社「旭化成ライフサイエンス」(東京都千代田区)で継続される予定です。