サイバーエージェント<4751>、「刀剣乱舞」などのゲーム・アニメ事業を手がけるニトロプラスを子会社化
サイバーエージェントは、「刀剣乱舞」などのゲームやアニメを手がけるニトロプラス(東京都中央区)を子会社化することを決定しました。ニトロプラスの売上高は40億円、営業利益は12億9000万円、純資産は75億8000万円です。サイバーエージェントは、この株式の72.5%を167億円で取得し、取得予定日は2024年7月1日です。目的は、IP(知的財産)ビジネスの強化と世界展開を図ることです。
ニトロプラスは2000年に設立されました。子会社化後も現行の社名と組織は維持され、現代表取締役で「刀剣乱舞」のプロデューサーである小坂孝志(小坂崇氣)氏が引き続き社長を務める予定です。
サイバーエージェントは、無料動画配信サービス「ABEMA」を主力事業としています。2021年12月にはコンテンツスタジオのBABEL LABEL(東京都渋谷区)を、2023年6月には2.5次元ミュージカルの舞台制作会社であるネルケプランニング(東京都目黒区)を傘下に収め、IPビジネスの基盤強化に努めています。