カクヤスグループ<7686>、食品宅配の大和急送を子会社化
カクヤスグループは、埼玉県和光市に拠点を置く運送業者である大和急送の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。大和急送の売上高は2億7900万円、営業利益は△900万円、純資産は2億2700万円です。この買収により、カクヤスグループは生鮮食品の配達ノウハウを獲得し、酒類・飲料以外の商品取り扱いを強化することを目指しています。
大和急送は1995年の設立以来、食品宅配業者である大地(現オイシックス・ラ・大地)の専属業者として、千葉県、埼玉県全域および東京都の一部で生鮮食品の宅配を行ってきました。取得価額は非公表ですが、取得予定日は2024年7月31日です。
カクヤスは首都圏、大阪、九州で事業を展開しており、250を超える拠点から飲食店および家庭向けに酒類・飲料などの自社配達を行っています。今回の買収により、大和急送の配送能力を活用し、グループ全体の物流体制を多様化させることを狙っています。